- ほくろ除去の初診で、医師に何を聞いたほうがいい?
- 医師に聞いておいて良かったことは?
CO2レーザーとくり抜き法でほくろを除去しました。初診やほくろ除去前に「聞いておけば良かったこと」や「聞いて良かったこと」を紹介します。
筆者が、ほくろ除去の経験を振り返って、初診時やほくろ除去前に、医師に聞いておくべきだったことは、こちらです。
- リスクの具体的な例を写真や画像で説明してもらう
- 傷がどのような状態になったら再診するべきか確認する
筆者は、これらを聞かなかったので、アフターケアがストレスになりました。
この記事では、筆者の体験から、ほくろ除去を検討している方が安心して初診に行けるように、以下のことを紹介していきます。
- ほくろ除去の初診で聞いておくべきだったこと
- ほくろ除去で医師に聞いておいて良かったこと
ほくろ除去で失敗?!初診・ほくろ除去前に医師に聞くべきだったこと【失敗談】
筆者は、初診時に、医師からほくろ除去のリスクについて説明を受けました。その中に、口頭による説明だけでは、どのような状態になるのかイメージしにくいリスクがありました。そのリスクについて、詳しく突っ込んで具体的に聞いておけば良かったと思っています。
以下では、「具体的にどのように聞けばよかったか?」、「その理由は?」、「なぜ聞けなかったのか?」について詳しく説明していきます。
初診時・ほくろ除去前に聞くべき2つのこと – どのように聞けば良かった?
この記事の導入部分で紹介しましたが、具体的には、以下のようなことを医師に聞くべきでした。
- 分かりにくいリスクは、具体的な例を写真や画像で説明をしてもらう
- 傷がどのような状態になったら再診するべきか確認する
リスクについて、具体的に聞くべき理由は?
リスクについて、具体的に説明を聞く理由は、
- 安心してアフターケアを行うため
です。
筆者の場合、ほくろを除去した傷がどのような状態になったらリスクが発生しているのかハッキリ分かりませんでした。
日々、鏡ごしに傷を見ては「この傷の状態は正常に回復しているのだろうか?それともリスクが発症する傾向があるのだろうか?」と不安でした。
この影響で、アフターケアがストレスになりました。
筆者と医師のやりとり – 「肥厚性瘢痕」について無知だった筆者
筆者が、把握しにくかったリスクの説明は「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」について説明です。
以下では、筆者が初診時に、医師から肥厚性瘢痕について、どのような説明をされたのか、体験談を紹介していきます。
ちなみに筆者は、口元にあった2つのほくろを除去するために、診察を受けました。施術方法は、1つは、くり抜き法。もう一つは、CO2レーザーでした。
医師から受けた「肥厚性瘢痕」についての説明
初診時に、ほくろ除去のリスクについて説明を受けました。
そのリスクの中に「傷跡が赤く盛り上がることがある」がありました。
具体的には、以下のような説明でした。
- 傷は、動くと治りにくく、傷跡が赤く盛り上がってしまうことがある
- 口元はよく動く部位なので、傷が治りにくく、傷跡が赤く盛り上がってしまう可能性が高くなってしまう
また、同時に、以下のように、対処法があると説明も受けました。
もし、傷痕が赤く盛り上がってしまった場合や、その兆候が出たなら、ステロイド配合のテープや注射を使って、傷あとが赤く盛り上がらないようにコントロールすることは可能。
筆者がイメージできなかったこと
「赤く盛り上がる」ということがどのような状態なのか、言葉だけでは、筆者にはイメージし難かったです。
なぜ、リスクの説明を受けたときに、突っ込んで聞かなかったのか?
イメージできなかったリスクについて、突っ込んで聞けなかった理由は、
リスクはあるが、その対処法があることも同時説明を受けたので、大きな問題ではないと感じた
ためです。
繰り返しになりますが、医師からは、肥厚性瘢痕の兆候があれば、傷にステロイド配合のテープや注射をすることで、赤くも盛り上がらないようにコントロールができる、と説明を受けました。
リスクをコントロールできるのなら、あまり大きな問題ではないと、思いませんか?
しかし、アフターケアでストレスに
筆者が除去したほくろは、口元にありました。露出し目立つ部位なので、傷痕は残って欲しくなかったです。そのため、細心の注意を払ってアフターケアをしていました。
しかし、筆者には、ほくろ除去後に「傷が赤く盛り上がる」が、どのような状態なのか、具体的に絵としてイメージできませんでした。
そのため、良い・悪いの基準が持てず、セルフチェックができませんでした。そして、アフターケアが随分ストレスになりました。
自分で調べることに
結局、「傷あとが赤く盛り上がる」ことについて、Webで調べました。この時点で「傷痕が赤く盛り上がる」ことが「肥厚性瘢痕」と呼ばれていることがわかりました。また、筆者には、「傷痕が赤く盛り上がった」見た目は、ミミズ腫れや、ケロイドのような印象を受けました。
そして、傷の経過観察で再診した時に、改めてどのような状態か医師に質問し、自分で調べて分かったことに間違いがないことを確認しました。
ほくろ除去のリスクは、具体例を見せてもらいましょう
リスクについての説明が口頭だけでイメージし難い場合は、具体例を見せてもらうことをオススメします。
また、どのような状態になったら再診するべきか、も医師に確認しておきましょう。
ほくろ除去した傷が問題なく治ってきているのか、それともリスクが発症する兆候があるのか、セルフチェックできないことは、だいぶストレスになります。
これを聞いたら失礼?ほくろ除去のケアについて、医師に聞いて良かったこと【体験談】
筆者は、CO2レーザーとくり抜き法でほくろを除去しました。ここでは、筆者が、ほくろ除去した際に、医師に聞いて良かったことを紹介します。
筆者が、医師に聞いて良かったことは、
- 医師が指示したアフターケアと、自分が調べたアフターケアの情報が、違ったことへの疑問
です。
この手の質問は、相手の性格や状況よっては、相手に嫌な思いをさせてしまうかもしれないので、この質問をする時は、ちょっと緊張しました。
でも、質問してとても良かったです。
具体的にどんな質問をしたのか、以下で詳しく紹介していきます。
筆者の質問 – なぜ、キズパワーパッドを使わないのか?
筆者が、医師にした質問は、
- なぜ、ほくろ除去直後に、保護テープとして、キズパワーパッドを使わないのか?
です。
この質問をした経緯について詳しく紹介していきます。
筆者が医師に質問した経緯
筆者がほくろ除去前に、自分でほくろ除去のアフターケアについて調べていました。その際に多くのブログやサイトで、キズパワーパッドを使ったアフターケアについて、以下のように紹介されているのを見かけました。
- ほくろ除去後にキズパワーパッドを使うと、湿潤療法で傷を治せるので、傷の治りが早く、傷痕が残りにくい。
- キズパワーパッドとは
-
医療現場でも使われるハイドロコロイド素材を使い、一般家庭でも湿潤療法(モイストヒーリング)ができる創傷被覆材です。ジョンソン・エンド・ジョンソンが販売しています。一般的な絆創膏のようなガーゼ部はありません。
- 湿潤療法とは
-
傷を保湿して(傷を乾かさない)、傷が治りやすい環境を整えて傷を治す方法です。傷が治りやすい環境を作ることで、自然治癒力を高め、傷の治りを早くします。また、かさぶたが出来にくくなるので、傷痕も残りにくい特徴があります。
しかし、筆者が医師からアフターケアについて指示されたのは、
- 「傷に軟膏を塗り、その上から絆創膏を貼る」
でした。
筆者が調べ、Web上で多くの方が紹介している「キズパワーパッド」を使うケア方法と、医師から指示があった「傷に軟膏を塗り、その上から絆創膏を貼る」ケア方法が違ったので、困惑しました。
これが、筆者が医師に質問した経緯です。
医師からの回答
筆者の「 なぜ、キズパワーパッドを使わないのか?」の質問に対する、医師からの回答は、
- 傷に軟膏・プロペトを塗り、絆創膏を貼ることは、キズパワーパッドを使ったのと同じような効果があります。
でした。
「傷に軟膏とプロペトを塗り、その上から絆創膏を貼る」の具体的な説明
医師からの指示があった「傷に軟膏とプロペトを塗り、その上から絆創膏を貼る」アフターケアについての、より具体的な説明です。
また、実際に、筆者が行ったことです。
施術直後〜約一週間
傷にデキサンVG軟膏0.12%を塗り、その上に絆創膏を貼ります。
- デキサンVG軟膏で、炎症と感染症を防ぎ、また、保湿することで、傷の治りを早くします。
- 絆創膏を貼ることで、保湿効果を高めます。
- デキサンVG軟膏は、ステロイドと抗生物質が配合されているため、長期間使用しません。
施術から約1週間〜1ヶ月
傷にプロペトを塗り、その上に絆創膏を貼ります。
- 傷を保湿し、傷が治りやすい環境を整えます。
疑問に思ったことを聞くことで、安心してアフターケアができた
筆者は、医師に質問したことで、医師の指示されたアフターケアの方法は、傷が早く治りやすく、また傷あとが残りにくくなる、と納得することができました。
また、医師もしっかり答えてくれたので、更に医師を信頼できるきっかけにもなり、安心してアフターケアに望めました。
医師の指示することであっても、そのことに疑問を感じれば、積極的に質問することをおすすめします。
【ほくろ除去のコツ】疑問・不安に思うことは、すべて医師に聞いてみる
この記事では、筆者が、「ほくろ除去の初診時・ほくろ除去前には、医師に聞いておけば良かったこと」、「聞いておいて良かったこと」を中心に、紹介してきました。
ここで改めてまとめます。
医師にリスクの説明を受けるときは、以下を聞いておくことをおすすめします。
- リスクの具体的な例を写真や画像で見せてもらう
- 傷がどのような状態になったら再診するべきか
理由は、リスクが具体的にイメージできないと、アフターケアが大変になります。
疑問・不安に思うことは、すべて医師に聞いてみることをおすすめします。
筆者が、医師に聞いて失敗したと思うことは、一つもありませんでした。
- これを聞いたら失礼かな?
- すごくシンプルなことだけど、あえて聞いてもいいのかな?
と思うようなことでも聞いておきましょう。
ほくろ除去のアフターケアは、長いです。その間に、モヤモヤしたものがあると、アフターケアが結構なストレスになったり、医師への不信感に繋がってしまうので、気になることは聞いてみましょう。
この記事が、ほくろ除去について悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!