- CO2レーザーで大きいほくろを除去すると、再発するの?
- ほくろが再発したらどうしたら良いんだろう?

CO2レーザーで直径1mmの小さなほくろを、くり抜き法で直径7mmの大きなほくろを除去しました。医師からそれぞれのほくろに適切なほくろ除去方法を説明を受けました。その経験から、CO2レーザーで大きなほくろ除去すると、ほくろが再発しやすい理由を解説します。
筆者は、直径7mmの大きな盛り上がったほくろ除去した際に、医師からは、CO2レーザーでの除去を勧められませんでした。その理由の一つに「ほくろの再発の可能性が高い」がありました。
CO2レーザーで大きなほくろを除去すると、ほくろが再発する可能性が高い理由は、
- CO2レーザーだと、ほくろ細胞を除去しきれないことがある
為です。
この記事では、筆者が大きなほくろを除去する際に、医師から受けたアドバイスをもとに、CO2レーザーで大きなほくろを除去する際の、ほくろの再発について、詳しく紹介していきます。
- CO2レーザーだとほくろが再発しやすい理由
- ほくろが再発した場合の対処法
- CO2レーザーと切開法のどちらを選べばよいか
【大きなほくろ】CO2レーザーで除去すると再発しやすい理由を紹介【体験談】


ここでは、筆者がほくろ除去した際に、医師から受けた説明をもとにCO2レーザーで大きなほくろを除去すると、ほくろが再発しやすい理由を紹介していきます。
CO2レーザーで大きなほくろを除去すると、ほくろが再発しやすい理由は、
- 大きなほくろは、皮膚の深部までほくろの細胞が増殖している傾向があり
- CO2レーザーでは、皮膚の深部まで広がっているほくろ細胞を除去できないことがある
ためです。
筆者は、
- 小さなほくろを「CO2レーザー」
- 大きなほくろを「くり抜き法」
で除去しました。
筆者は、ほくろ除去の診察を受けた際に、医師から以下のような説明を受けたので紹介します。
大きなほくろは、皮膚の深い場所までほくろ細胞が広がっていることがあります。皮膚の深い場所までほくろ細胞が根を張るように広がっている場合、CO2レーザーでは、ほくろ細胞を除去しきれないことがあります。
ほくろの深部に毛穴があると、毛穴から点状にほくろが再発することもあります。
除去してから再発するまでの期間
再発する場合は、半年〜1年くらいで、再発することが多いようです。
人によっては、数年たったあとに再発することもあります。
ほくろが再発する確率
ほくろが再発する確率は、はっきりとわかりません。
理由は、
- ほくろ細胞が残っていたとしても、確実に再発するとは限らない
からです。
CO2レーザーでほくろ除去する特徴
CO2レーザーでほくろ除去する特徴は、小さめの平坦なほくろ(皮膚の浅いところにあるほくろ)を的確に除去できることです。
CO2レーザーでほくろ除去するメリットは、
- 皮膚が傷つく範囲が最小限
- 傷が治りやすい
があります。
デメリットは、
- 皮膚の深い場所にあるほくろ細胞を除去しきれないことがあるので、ほくろの再発する可能性が高い
ことがあります。
CO2レーザーだと、大きいほくろは除去できないか?
大きいほくろも除去できます。しかし、ほくろが再発するリスクが上がってしまいます。
なぜ、CO2レーザーだと皮膚の深い場所を除去しないのか?
CO2レーザーで皮膚の深い場所まで、ほくろ細胞を除去するのは、技術的には可能です。
しかし、レーザーで皮膚の深い場所までほくろを除去すると、皮膚がクレーターのように凹んでしまう傾向があります。
そのため、小さく平坦なほくろを除去することに用いられることが多いです。
CO2レーザーでほくろ除去して、再発した場合の対処方法


ここでは、ほくろが再発した場合の対処法を紹介します。
ほくろが再発した場合は、以下のどちらかの方法が用いられます
- CO2レーザーでほくろを再除去する
- メスを使った除去方法(くり抜き法、紡錘形切除法)で再除去する
CO2レーザーでほくろを再除去する
ほくろが再発した場合に、CO2レーザーで再除去します。
再除去する際は、はじめに除去した傷がある程度落ち着いてからになります。
ほくろが再発した場合は、割引価格でほくろを再除去できる保証制度があるクリニックもあります。クリニックによって諸条件があるので、受診する際には、各クリニックにお問い合わせください。
再発したほくろの再除する保証制度があるクリニックを紹介します。
- シロノクリニック
-
- 5年保証制度
- ほくろが再発した場合は、治療開始から5年間を期限として、無料で治療が可能です。
- 別途、補償制度の申し込みの必要はありません、
- 料金
- CO2レーザー:直径1mm以内1コ – 11,000円〜(税込)
- Webから初診予約で、通常3,300円の初回カウンセリング料が無料
- 場所
- 恵比寿、銀座、横浜、大阪、札幌
- 女性医師の在籍
- あり
- シロノクリニックのWebサイト
- 5年保証制度
- 高須クリニック
-
- 1年保証
- 1年以内であれば、診察料のみで再施術が可能
- 料金
- ほくろ1mm×1mm – ¥5,500(税込)
- 場所
- 銀座、横浜、名古屋、栄、大阪
- 女性医師の在籍
- あり
- 高須クリニックのWebサイト
- 1年保証
筆者が知っているのは、上記のクリニックです。
シロノクリニックと高須クリニックの比較
保証については、シロノクリニックの5年保証は強力です。数年後に再発する可能性もあるので、だいぶ安心感あります。しかも、シロノクリニックのWebサイトには、「ほくろの根が深い場合は再発することがあり、再発して来院する患者もいる」ということが明記しているのは、シロノクリニックの正直で誠意ある表現に好感を持てます。(執筆時:2022/06/10時点)
料金については、高須クリックの1mm 5,500円は、シロノクリニックの半分の金額で施術を受けられるメリットは大きいです。最悪、施術後1年過ぎてほくろが再発して、高須クリニックで2回施術を受けたとしても、シロノクリニックよりも少しだけ高い金額で施術が可能になります。(診察料は別途必要なため)
CO2レーザーで大きなほくろを除去する際に、ほくろ再発の不安で悩んでいる場合は、5年保証があるシロノクリニックの一択だと思います。
※品川スキンクリニックも保障制度がありますが、CO2レーザーでのほくろ除去は対象外です。
メスを使った除去方法(くり抜き法、紡錘形切除法)で再除去する
CO2レーザーで再除去しても、稀に再再発することがあるようです。
その際は、メスを使った除去方法の「くり抜き法」「紡錘形切除法」でほくろを除去します。
メスを使ったほくろ除去のメリットは、
- 皮膚の深い場所のほくろ細胞も除去できるので、ほくろが再発しにくい
- 除去したほくろを病理検査することができる
です。
デメリットは
- 傷が深く大きくなるので、傷の回復に時間がかかる(半年〜1年)
です。
CO2レーザーの傷の回復期間は、3ヶ月〜6ヶ月ほどなので、これと比べるとだいぶ長いです。
以下では、「くり抜き法」と「紡錘形切除法」の特徴を紹介します。
くり抜き法の特徴
くり抜き法の特徴は、メスやトレパン(円柱状のメス)を使用してほくろをくり抜くので、皮膚が傷つくのが必要最小限に留められます。
紡錘形切除法の特徴
紡錘形切除法の特徴は、くり抜き法で切除できな大きなほくろを切除できます。しかし、健康な皮膚も傷つけてしまいます。
以下のページで、「くり抜き法」と「紡錘形切除法」の除去方法をイラスト付きで説明していますので、ぜひ御覧ください。
大きなほくろを除去する場合「CO2レーザー」と「切開法」のどちらを選べばいい?


筆者は、盛り上がった大きなほくろを除去するなら、切開法(くり抜き法 or 紡錘形切除法)で除去したほうが良いと思います。
理由は、ほくろ再発の可能性が低い切開法に大きなメリットがあると思います。筆者は、何度も同じことを繰り返したくありません。
また、切開法であれば、病理検査に出せるのも大きなメリットです。
しかし、傷の回復に時間がかかり、かつ、傷痕が残るリスクがあるのを受け入れなければなりません。
少しでも早く傷を治したいならCO2レーザーでほくろ除去
傷を少しでも早く治したい、また、傷痕が残ってしまうリスクを少しでも減らしたい場合は、CO2レーザーでほくろ除去したほうが良い思います。
CO2レーザーなら切開法の半分の期間で傷は目立たなくなり、傷も浅いので傷痕も残りにくいのは、大きなメリットです。
どうしても迷ってしまう方は無料カウンセリングがおすすめ
どうしたらよいか分からず、迷ってしまっている方は、無料カウンセリンで相談してみる、という選択肢もあります。
無料のカウンセリングを行っているクリニックも多くあります。
無料で医師に相談してから、ほくろ除去法を決められるのは、無料カウンセリングのメリットです。
筆者のほくろ除去体験談 – 大きなほくろは、くり抜き法で除去した
筆者は、口元にあった直径7mmの盛り上がった大きなほくろを除去する際に「くり抜き法」を選択しました。
筆者がくり抜き法を選んだ理由は、
- 医師の勧めがあった
からです。
大きなほくろを除去する際に、医師が筆者にくり抜き法を勧めた理由は、
- 盛り上がった大きなほくろは、細胞増殖しているため、除去したほくろを病理検査に出したほうが良いので、病理検査に出せる切開法が良い
- ほくろ再発の発生する確率を軽減するために、皮膚の深い場所にあるほくろ細胞も除去できる切開法が良い
- 口元にほくろがある場合、紡錘形切除法し真皮縫合すると傷痕が残りやすいので、それよりも傷痕が残りにくいくり抜き法が良い
です。
筆者が大きなほくろを除去する歳に悩んでいたのは、
- 再発したらどうしよう?
- 皮膚がんだったらどうしよう?
です。
医師からの勧めは、筆者の悩みを解決できるものだったので、大きなほくろはくり抜き法で除去することにしました。
くり抜き法でほくろ除去した結果 – ほくろは再発していない
筆者は、大きなほくろをくり抜き法で除去して、良かったと思います。
筆者が、ほくろを除去して8ヶ月が過ぎましたが、ほくろは再発していません。(執筆時:2022/06/10)
ただし、色素沈着がまだ残っています。すっかり回復するには、もう少し時間がかかりそうです。
また、病理検査をして、良性・悪性の診断ができました。
まとめ:CO2レーザーで「大きなほくろ」を除去すると、ほくろ細胞が除去しきれいないことがある
この記事では、CO2レーザーで大きなほくろを除去すると、ほくろが再発する可能性が高いことを紹介してきました。
改めてまとめますが、CO2レーザーで大きなほくろを除去すると、ほくろが再発しやすい理由は、
- 大きなほくろは、皮膚の深部までほくろの細胞が増殖している傾向があり
- CO2レーザーでは、皮膚の深部まで広がっているほくろ細胞を除去できないことがある
ためです。
CO2レーザーでほくろ除去をするメリットは、
- 皮膚が傷つく範囲が最小限
- 傷が治りやすい
です。
ほくろ再発の保証があるクリニックは以下です。
万が一、ほくろが再発してしまった場合は、CO2レーザーか、切開法(くり抜き法、紡錘形切除法)で再除去できます。
どの方法で除去したら良いか迷っていのなら、無料カウンセリングで相談するのがおすすめです。
この記事が、CO2レーザーで大きなほくろを除去しようとしている方の、参考になれば嬉しいです!