- ほくろ除去後の保護テープに、3Mのマイクロポアテープって使いやすいかな?
- どのくらいの期間貼らなきゃいけないのかな?
- ダイソーのサージカルテープは使えるかな?
くり抜き法とCO2レーザーで、口元にあったほくろを除去をしました。医師から処方された保護テープは、3M マイクロポア テープ です。実際に使用した経験を紹介します。
筆者は、医師から、ほくろ除去後3ヶ月目から保護テープとして、3M マイクロポア スキントーン サージカルテープ (以下「マイクロポアテープ」)を貼るように指示がありました。保護テープの目的は、ほくろ除去後の傷の保護し、傷跡が残らないようにするためです。
マイクロポアテープの使い心地は、とても良く、傷を保護し、アフターケアがしっかりできました。
使い心地が良かったポイントは、
- 肌に馴染んで目立ちにくい
- 長時間貼っていても違和感が少ない
- 医療現場で使われている実績があり、安心して使える
です。
少し気になったところは、
- 水気に弱い
です。
この記事では、筆者が、ほくろ除去後の保護テープとして「マイクロポアテープ」を使った経験から、以下について詳しく紹介します。
- 3M マイクロポアテープがおすすめな理由
- ダイソーのサージカルテープは、おすすめしない理由
- 3M マイクロポアテープとダイソーのサージカルテープの比較【写真あり】
ほくろ除去でお勧めの保護テープは3M マイクロポアテープ【体験談】
筆者は、口元にあった大きなほくろをくり抜き法で、小さなほくろをCO2レーザーで除去しました。
その際に、医師に処方された、ほくろ除去の保護テープは、3M マイクロポア スキントーン サージカルテープ (以下「マイクロポアテープ」)でした。
ここでは、マイクロポアテープのメリット・デメリット、実際に使った体験談を紹介していきます。
マイクロポアテープのメリットを紹介
マイクロポアテープのメリットは、
- テープ部にベージュが何色か混ぜっているので、肌に馴染んで目立ちにくい
- 長時間貼っていても違和感が少ない
- 医療現場で使われている実績があり、安心して使える
です。
それぞれの理由を詳しく紹介します。
マイクロポアのメリット①:テープ部にベージュが何色か混ぜっているので、肌に馴染んで目立ちにくい
複数の色がテープ部に折り混ざっています。明るいベージュ、濃いめのベージュ、一般的なベージュなど。
この影響で、テープが肌に馴染んで目立ちにくいです。
些細なことですが、ダイソーのサージカルテープのような、単色のベージュだけのテープよりも、遥かに肌なじみが良いです。
この理由が、3Mのマイクロポア スキントーン サージカルテープをお勧めする1番の理由です。
マイクロポアのメリット②:長時間貼っていても違和感が少ない
マイクロポアテープは、長時間貼っていても違和感が少ないです。
その理由は、
- 素材が柔らかい
- 通気性がよく、蒸れにくい
からです。
長時間貼っていても違和感が少ない理由①:素材が柔らかい
マイクロポアテープは、素材が柔らかいので、ごわつきがありません。口元など、よく動く部位に貼っていても、違和感が少ないです。
長時間、テープを貼るので、素材が柔らかいのは重要です。
長時間貼っていても違和感が少ない②:通気性が良く、蒸れにくい
マイクロポアテープは、通気性が良いので、長時間貼っていても、蒸れにくいです。
マイクロポアテープの構造は、テープに小さな穴が無数に空いています。そのため、通気性が良くなっています。
マイクロポアテープを英語で表現すると「micropore tape」です。直訳すると、「微細な穴が空いたテープ」となります。マイクロポアテープの構造が、そのまま商品名になっています。
microporeを micro と pore に分解すると以下の意味になります。
- 「マイクロ(micro)」の意味は、「微小な、小さい」です。
- 「ポア(pore)」の意味は、「小さな孔(あな)」です。
マイクロポアのメリット③:医療現場で使われている実績があり、安心して使える
3M マイクロポア スキントーン サージカルテープは市販されていますが、医療現場でも使われているサージカルテープです。3M マイクロポアテープは、50年以上前に発売され、長い間、医療現場で使われています。
また、ISO-10993(医療機器の生体適合性試験)に準拠しています。
SO-10993では、細胞毒性や刺激性、アレルギー反応性などの生物学的安全性評価が実施されます。
ですので、安心して使うことができます。
マイクロポアテープのデメリット
マイクロポアテープのデメリットは、
- 水気に弱い
です。
マイクロポアのデメリット①:水気に弱い
マイクロポアテープは、防水性がありません。テープが水気を吸収すると、テープがふやけてフニャフニャになり、しばらくテープは乾きません。
筆者は、口元のほくろを除去しました。口元に水気を含んだテープを貼り付けていると、だいぶ不快になりました。
ですので、マイクロポアテープを貼ったまま顔を洗ったり、運動して汗を多量にかいた場合は、テープを張り替えていました。
マイクロポアテープを貼るときの注意点
マイクロポアテープを貼るときの注意点は、
- ほくろ除去直後に、傷に直接貼るのはNG
- かぶれることもある
です。
注意点①:ほくろ除去直後に、傷の上に直接貼るのはNG
ほくろ除去直後の傷に、直接、マイクロポアテープを貼ってはいけません。
ほくろ除去直後は、皮膚は薄く、敏感です。外部からの刺激を受けやすく、傷が悪化しやすい状態です。
この状態で、マイクロポアテープを傷の上に貼ると、粘着剤の影響で、傷が炎症を起こすことがあります。また、テープを剥がすときに傷が引っ張られ、その勢いで無理に瘡蓋が剥がれてしまうと、傷が悪化してしまうこともあります。
ですので、マイクロポアテープを、ほくろ除去直後に、傷の上に貼ってはいけません。
筆者の場合は、医師の指示に従い、ほくろ除去の傷の凹みが落ち着いた頃(除去後3ヶ月目)から、マイクロポアテープを使いました。
注意点②:かぶれることもある
3M マイクロポア スキントーン サージカルテープは、長年、医療現場でも使われ、10993に準拠したテープです。また、通気性の良く、かぶれ難い特徴があります。
しかし、敏感肌の方や、長期間、皮膚に貼る・剥がすを続けることで、皮膚がかぶれることがあります。
万が一、かぶれてしまったら、医師に相談することをおすすめします。
または、テープの粘着素材にシリコーン粘着剤を使った、低刺激の肌が弱い方のためのシリコーンテープもあります。
かぶれやすい方は、はじめからシリコーンテープを使うことを検討しても良いかもしれません。
3M独自開発のシリコーン粘着剤は、剥がすときに角質が取れず、皮膚がやっぱられることが少ないので、サージカルテープよりかぶれにくいです。
ただ、シリコーンテープの色は、薄い青です。露出部分に貼るには、少し目立ってしまうのが難点です。
筆者の体験談 – 3M マイクロポア スキントーン テープは使いやすい
筆者は、ほくろ除去から2ヶ月後の経過観察でクリニックに受診した時に、医師から処方されました。
筆者が貼っていた時期
ほくろを除去した、傷の凹みと赤みが落ち着いてきた時期です。
筆者がマイクロポアテープを貼っていた時期は
- くり抜き法:ほくろ除去から3ヶ月目〜7ヶ月まで(約5ヶ月間)
- CO2レーザー:ほくろ除去から3ヶ月目〜4ヶ月まで(約2ヶ月間)
です。
また、くり抜き法では、5ヶ月目〜7ヶ月では、外出時のみ貼るでOKと、医師から指示がありました。
ちなみに、ほくろ除去直後〜2ヶ月は、絆創膏を貼っていました。絆創膏を使っていた理由など、詳しくはこちらを御覧ください。
長時間、長期間貼ってもかぶれなかった
筆者は、長時間、長期間、マイクロポアテープを貼ってもかぶれることはありませんでした。
筆者の体質は、比較的かぶれにくい体質かもしれません。
3M マイクロポア スキントーン テープの商品詳細
ASINコード | B00V7NXGOQ |
入数 | 1個 |
サイズ | 12.5mm × 9.1m |
材質 | テープ部:レーヨン不織布、粘着部:アクリル系粘着剤 |
製造国 | 中国 |
【ほくろ除去の保護テープ】ダイソーのサージカルテープはお勧めできない理由【体験談】
ダイソーからベージュのサージカルテープが販売されています。
しかし、露出部分のほくろ除去後の保護テープとして、ダイソーのサージカルテープはお勧めできません。
その理由は、
- 貼ると目立つ
- 少しごわつく
からです。
ダイソーのサージカルテープがお勧め出来ない理由①:貼ると目立つ
ダイソーのサージカルテープは、思いのほか、貼ると目立ちました。
貼ると目立つ理由は、
- ベージュが単色なので、皮膚の色になじまない
- テープ表面の材質が少し
です。
ダイソーのサージカルテープがお勧め出来ない理由②:テープに少し硬さがあり、貼るとごわつく
テープ部に少し硬さがあるため、テープを貼ると少しごわつきます。
特に口元や頬など、よく動く部位に貼ると、ごわつきが気になると思います。
また、ほくろ除去の保護テープは、長期間、テープを貼ることになるので、ごわついているのは、ストレスになります。
ダイソーのサージカルテープは、露出部分のほくろ除去後の保護テープにはおすすめできません。
ダイソーのサージカルテープの商品情報
- 商品名
-
サージカルテープ不織布ベージュ12mm×14m
JANコード | 4580179942982 |
ダイソーカテゴリ | 衛生 No.425 |
入数 | 1個 |
サイズ | 12mm x 14m |
材質 | テープ部:レーヨン不織布ウッドパルプ50%PET化学繊維、粘着部:PVA化学繊維50%アクリル系粘着剤 |
製造国 | 中国 |
3M マイクロポアテープとダイソーのサージカルテープの比較写真
ここでは、写真を使って3M マイクロポアテープとダイソーのサージカルテープを比較します。
見た目の比較
3M マイクロポアテープとダイソーのサージカルテープを並べて比較してみました。左側が3M マイクロポアテープです。右側がダイソーのサージカルテープです。
3M マイクロポアテープの表面に、複数の色のベージュが混ざっているのがわかります。
一方、ダイソーのサージカルテープは、単色でのっぺりした印象です。
実際に貼って比較
3M マイクロポアテープとダイソーのサージカルテープを手に貼って比較しました。左側が3M マイクロポアテープです。右側がダイソーのサージカルテープです。
3M マイクロポアテープは、手には貼ると肌なじみが良く、目立ちにくいです。
ダイソーのサージカルテープは、単色で、肌なじみが悪いので、目立ちます。また、光沢感からテープのゴワつきも少し感じ取れます。
まとめ:3M マイクロポアテープは、ほくろ除去の保護テープとして、おすすめです。
この記事では、ほくろ除去後の保護テープとして、3M マイクロポア スキントーン サージカルテープを貼った場合の使い勝手を紹介してきました。
繰り返しになります、筆者は、ほくろ除去後2ヶ月経過した際の経過観察の際に、医師から3M マイクロポアテープが処方されました。
マイクロポアテープの使い勝手は、
- テープ部にベージュが何色か混ぜっているので、肌に馴染んで目立ちにくい
- 長時間貼っていても違和感が少ない
- 医療現場で使われている実績があり、安心して使える
です。
マイクロポアテープを貼るときの注意点は、
- ほくろ除去直後に、傷に直接貼るのはNG
- かぶれることもある
です。
マイクロポアテープを使うかどうか、また、使用して違和感がある場合は、医師に相談することをお勧めします。
この記事が、ほくろ除去について悩んでいる人の助けになれば嬉しいです!